「明るく健康的な暮らし」に貢献できる
ヘルスケア・メディカルテクノロジーとして実践できる人材を育成
幅広い教養を土台に、あらゆる人々の健康と生活の質の向上を目指し、科学的知識・技術を用いて看護を実践できる能力を養うと共に、地域特性を考慮したアプローチができるように保健・医療・福祉職と連携・協働し、看護の役割を果たすことのできる人材の育成を目指します。
地域で暮らす子どもから高齢者までの人々が抱えている様々な病気や問題に対して、ホスピタリティー精神と倫理観を持ち、一人ひとりの生活の目的や価値を理解して問題を分析し、住み慣れた地域で再び活き活きと暮らせるよう多職種と連携して支援するための実践力を身に付けた人材の育成を目指します。
聞こえやことば、コミュニケーション、そして食べることに障がいを持つ方に、より良いサービスを提供できる質の高い言語聴覚士=STを育てます。さらに大学自らが地域と連携し、障がいを持つ方を含めた全ての方々が、安心して、生き生きと暮らせる地域づくりを推進し、学生がそこに積極的に参加することにより、地域に貢献することのできるSTを育てます。
令和3(2021)年12月10日 理事会承認
日本は世界で最も高齢者人口の割合が高い国となり、今後ますます医療や介護のニーズが増加すると予想されています。
さらに、日本の長期的な少子化は、医療や介護専門職の人材不足を招き、増加していく医療・介護ニーズに対応できるのかが危惧されています。
保健学部は、看護師、保健師、作業療法士、言語聴覚士の医療専門職養成に特化した学部編成であるとともに、人間の尊厳を理解し、共感できる豊かな人間性を育み、ホスピタリティー精神を兼ね備えた人材育成を目指しております。
地域の保健・医療・福祉の様々な場面で質の高い専門的臨床力を発揮するためには、専門職としての知識や技術の習得のみならず、コミュニケーションやチームワーク、状況認識などのノンテクニカルスキルを高める必要があります。
高い専門性を発揮するためには一人ひとりとの対話が大切であり、対話を通してその人の背景を知り、健康問題を把握し、深い思いを感じ取り、望みを理解することが可能となります。
ホスピタリティー精神(厚遇と慈愛)を学び、地域で暮らす多様な人達に寄り添い、その人の生活とその未来を見据えて、生涯にわたって健康を支援できる医療専門職を目指し、地域を支えていきませんか。
保健学部長 教授 藤原健一