平成31年2月19日(火)16:00より大学棟1 セミナーホールにて「平成30年度 第3回弘前城東学園SD研修会」が開催されました。
今回の研修は、今年度最後ということもあり外部から講師をお招きし、直近の大学を取り巻く環境や大学改革事例にも大変詳しい、株式会社進研アド東北支社長 新藤洋一氏にご講演いただきました。
冒頭のあいさつで下田学長からは「本日のSD研修会の目的は何であるか?それは、教員・職員がそれぞれの役割をもって、よりよい教育、臨床実習を行い、学生が本学を卒業してよかったと思えるような大学・短大の運営を行うためにはどうしたらよいのかを相互理解のもと全員で考えることが目的である。」と述べました。
講演は、新藤氏より「新しいブランディング戦略とその方法 」と題して行われました。
前段として、「これだけは押さえておきたい2020年問題」として直近の様々なトピックスを資料により、大変わかりやすく説明していただきました。主な項目としては、「教育の質の明確化」「新指導要領で高校がどう変化するのか」および「行政の動向」です。そしてこれらが密接に関連しているということでした。
そして、本日の主題である「新しいブランディング戦略とその方法」について事例を交えて、詳しく解説していただきました。「大学ブランディングの視点と課題」。「学生募集におけるブランディングの視点(ポイント)」「地域密着型大学のブランディング成功事例」等、まさに本学にとって今もっとも必要かつ重要な講演をしていただきました。
最後に、新藤様からは、「少子高齢化等厳しい環境下だからこそ、本学の特色を活かす「好機」も存在する。その「好機」をつかむために、全学の総力を結集して取り組むことが必要です。」と本学への心強いエールも頂戴し、本研修会参加者全員の大学運営に対しての当事者意識が一層向上する研修となりました。
また、講演後の質疑応答においても、様々な質問が寄せられましたが、講師の新藤様には、一つ一つ詳しくご回答いただきました。
研修会は、?田学長特別補佐からの総括が行われ、終了となりました。
新藤様には、ご多忙の中ご講演いただき、大変ありがとうございました。