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五所川原第一高等学校との高大連携事業に関する協定を締結

 今般高等学校教育と大学教育との密接な連携をめざして、五所川原第一高等学校(葛井由紀子校長)と弘前医療福祉大学(下田肇学長)および弘前医療福祉大学短期大学部(相澤保正学長)は高大連携事業に関する協定の締結を行うこととなり、2月26日(火)、本学にて協定書調印式を実施しました。

 本学と五所川原第一高等学校は、以前より、同校からの施設見学受け入れや同校への出張講義並びに生徒支援のための専門的な助言を行ってまいりました。前年から、更なる教育的な連携を深めることを目的として協議を重ね、今般の協定締結に至りました。本高大連携協定は双方とも初の連携協定締結となるものです。

 調印式には、五所川原第一高等学校側から葛井由紀子校長と高大連携担当の柏崎教諭にご出席いただきました。本学高大連携推進委員長?田学長特別補佐から協定の趣旨ならびに締結の経緯についての説明後、本学の下田肇理事長・学長と協定書を取り交わしました。

 調印後、下田学長は、「協定を結ぶ五所川原第一高等学校においては、生徒一人一人を大事に思う精神が息づいています。弘前医療福祉大学と弘前医療福祉大学短期大学部にはホスピタリテイー精神というおもてなしの心があります。地域に根差した地域の大学を目指す中で、この協定書の締結により、高校と大学、短期大学の双方に新たな精神の灯がともり、互いに連携して津軽の教育の質を高め、学生の安心につなげていきたい。」と述べました。

また、葛井校長からは、「本校は平成30年に創立70周年を迎えました。この節目の年に連携協定を締結することができ、大変光栄に思います。生徒が輝ける学校の実現のために、弘前医療福祉大学および弘前医療福祉大学短期大学部との連携協定が必ずや生徒の力になると確信しています」と述べました。

【教育連携事業の内容】
(1) 大学等の授業科目への参観受入れ
(2) 大学等の各種公開講座への聴講生受入れ
(3) 大学等教員による出張講義の実施
(4) 大学等の施設・設備等の見学受入れ及び使用
(5) 五所川原第一高等学校が求める生徒理解・支援への専門的観点からの助言
(6) 五所川原第一高等学校の総合的な学習の時間等、課題設定型授業への支援
(7) 教育について相互の教員間の情報交換及び交流
(8) その他、三者が協議し、同意した事項

今回の協定内容は、上記のとおり高校生への多様な学習機会の提供や生徒理解・支援のための助言および互いの教職員の情報交換および交流等が盛り込まれています。また、年間2度の定例協議の場も設けられており、今後更なる連携活動の円滑化および活性化を図っていく予定です。