お知らせ

口腔衛生学科

口腔衛生学科校舎 上棟式が挙行されました。

 弘前医療福祉大学短期大学部では、2022(令和4)年4月より、歯科衛生士を養成する新学科「口腔衛生学科」を開設する計画で、現在、文部科学省に認可申請中であり、同時に口腔衛生学科の校舎(3階建)を本年10月末の完成を目指して建設中です。

今般、学園及び工事関係者が出席し、新校舎の「上棟式」を7月6日(火)14時より本学キャンパス内において挙行いたしました。

本来であれば、3月に安全祈願を行い着工すべきでしたが、新型コロナウィルス感染拡大が懸念されていた時期でもあり、感染防止の観点から、このたびの時期に規模を縮小して上棟式といたしました。 

 工事は6月22日から鉄骨建方が行われ、総量90トンの鉄骨が組み上げられており、上棟式においては無事に鉄骨建方が完了することへの感謝と、今後、事故なく無事に完成することを祈願するものとして行われました。

出席者代表4人がそれぞれ金のボルトを締める棟上げセレモニー後の挨拶では、最初に下田理事長が、「歯科衛生士の役割は、すべてのライフステージにおける口腔ケアに関わりますが、特に高齢者にとっては、口腔環境と全身の健康が密接に関連していることが近年明らかになり、このことからも歯科衛生士の役割はますます重要で、期待される資格です。

本学園で養成している看護師・作業療法士・言語聴覚士・介護福祉士・救急救命士・調理師の各専門資格者と連携してこれからの保健・福祉、医療・食支援のチームワークで活躍する人材を育成し、地域における健康寿命の延伸に貢献するよう努めていきます。」と主催者を代表して述べました。

続いて、木村口腔衛生学科長予定者が「食べることと話すことを担う口腔の健康維持・向上」が、本当の意味で「健康と生活の質の向上につながる」との観点から、歯科衛生士を養成する「口腔衛生学科」を、来年4月開設に向けて文部科学省に認可申請中です。短期大学で歯科衛生士を養成するのは北東北では初となります。

ただいま建築中の校舎は10月末完成予定で進められていますが、1階には最新の歯科治療台を設置する臨床歯科実習室、2階の基礎歯科実習室には歯科治療教育のトレーニングシミュレーターを設置し、実践に即した質の高い歯科衛生士教育を目指します。」と抱負を述べました。

最後に、受注者であるマルノ・弘和特定工事企業体を代表して株式会社マルノ建築設計 代表取締役 野澤武様からご挨拶を頂戴し、式典は無事に終了いたしました。

来春、この新校舎で希望に胸をふくらませた数多くの新入生(1期生)と出会い、新たな学びがスタートすることを、教職員一同楽しみにしております。