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令和5年度 冬季学園講話会が開催されました

令和5年11月11日(土)、本学体育館にて、大学・短期大学部在学生および教職員約700名が出席し学園講話会が開催されました。

はじめに、今年7月に実施された国際交流推進室のニュージーランド視察報告「ニュージーランドのコミュニティケア」が、レイン桃子常勤理事・看護学科工藤うみ教授から行われた。

つづく講演として、Age Concern Auckland(オークランド高齢者包括支援センター)にて活動されている 田中久美子先生をお招きして、「ニュージーランドの医療・福祉、そして多国籍国家で経験したダイバーシティ~10年後のあなたがどこにいても輝けるために知っておいてほしいこと~」という演題で、60分間のご講話を頂戴いたしました。

講演では、人口の約4分1が移民で構成されているニュージーランドでの医療・福祉現場におけるダイバーシティ(多様性)について、様々な事例を紹介し、聴講した学生に新しい視点とアプローチの提供、豊かな多様性を生かす道を模索してもらいたい事を話されました。最後に、「様々な違いを受け入れることは、平等な社会を作り上げていくことにつながる。そして、それは巡り巡って自分が過ごしやすい社会、快適な環境となる。今は、変化の多い時代です。快適な環境は、自分たちの力で作れます。皆さんには、その力を遺憾なく発揮してほしい。」との言葉で締めくくられました。