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ニュージーランド研修帰国報告挨拶会が行われました

9月24日(火)本学にてニュージーランド研修帰国報告会が行われました。

 本学は、今年度より国際交流推進事業の一環として、ニュージーランドのクライストチャーチにあるアラ・インスティチュート・オブ・カンタベリーと提携し、短期留学プログラムを実施しました。
このプログラムには学生14名、教職員3名が参加し、全員が無事帰国したことを報告する会が開催されました。

 学生を代表し、口腔衛生学科の古川伽奈さんから「多くの関係者にご協力いただき、今回研修会を企画していただきましたことをお礼申し上げます。
医療英語の授業では、専門用語を学び、例えば、痛みの評価で「ナイフで刺すような痛み」は「スターティングツイン」など普段聞くことが無い、用語を学ぶことができました。高齢者が多く入院されているワウウズ病院では看護師だけではなく、作業療法士の役割についても理解を深めることができました。この病院ではフレンドリーホスピタルを目指しており、様々なプログラムが行われていました。今回の研修では、学生それぞれが様々な視点で、日本とニュージーランドの共通点、相違点課題を見つけることができました。今後、自分が学ぶ分野に結びつけていきたいと思います。」との報告がありました。

 下田理事長からは「ひとり一人が非常に実のある研修を行ってきたものと思います。日本を出てみると、日本では当たり前のことが出来なかったり、いろいろな経験が出来たと思います。この短い期間の研修体験をこれからの自分の生活、授業への活用と、それから将来に向けて自分の生活設計の一つの大きな指針になることを願っています。」との言葉がありました。

 最後に今回、引率として参加した、救急救命学科の中村准教授から「この後、学生たちはそれぞれの学科専攻において、授業や実習などに臨むことになりますが、記憶が鮮明なうちに今回、経験したことをよくまとめ、多くの学生教職員の皆様にご報告と御礼を申し上げることができますよう、準備を進めてまいります。また、引率した我々教員側も今回の流れやアプローチ方法についてまとめてまいります。様々な方にご指導、ご協力いただきましたことに心から感謝を申し上げます。」との言葉で締めくくられました。

 研修開始時は、異なる学科のメンバー同士は少しぎこちない様子でした。しかし、帰国時には、一緒に時間を過ごしたことで打ち解け、笑顔で話しかけ合っている姿が印象的でした。一週間と短い時間でしたが、互いを深く理解し、強い絆で結ばれた仲間になったことが一番の収穫のようです。今回の研修内容を学内に報告し、より多くの学生・教職員の皆様に国際交流推進事業への関心を深めていただきたいと考えています。