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令和6年度 冬季学園講話会が開催されました

令和6年12月7日、本学体育館にて冬季学園講話会が行われました。
今回の講話会は「2024年度 国際交流プログラム ニュージーランド アラインスティテュート海外研修報告会」と題し、今年度9月にニュージーランド アラインスティチュートで行われた研修プログラムに参加した14名の学生と引率教員2名によって報告が行われました。

本研修は、ニュージーランド南島に位置するニュージーランド第2の都市クライストチャーチ市にメインキャンパスを置く、アラインスティテュートで1週間実施され、午前は英語レッスン、午後は現地の医療・福祉施設を視察するプログラム等に取り組み、一般英語の学習および医療・保健・福祉に関わる英語研修による語学力の向上、現場視察を通した医療・保健・福祉等の多角的かつ多元的アプローチの視点の獲得、ダイバーシティへのより深い理解と関心の醸成を目指しました。

報告会では14名の学生が2名ずつのグループに分かれ、それぞれの担当箇所についてまとめました。

  1. ニュージーランドについて
  2. (2日目)―Manawa Campus
  3. (3日目)―Burwood Hospital
  4. 英語レッスンについて
  5. ニュージーランドでの過ごし方について
  6. (4日目) Hilmorton Community Dental Service Centre
  7. (5日目) Windsorcare Centre
  8. 本研修のまとめ

学生はホームステイ先での交流、研修を通して知ったことを5分~10分程度のスライドにまとめ、「ボランティアの方々がリハビリテーションに協力的だった」「さまざまな文化に対応したケアやサポート体制が整っており、マオリ族をはじめとする多様な文化背景を尊重する姿勢が強調されていた」などそれぞれ学んでいる、看護や言語、口腔などの分野の視点から、日本とニュージーランドの違いについて報告していました。
報告のまとめとして、「相違点の理解・実践的な英語を得たことを、本講話会を通し多くの学生に知ってもらう機会になりました。また、英語も自信をもって話すことが出来るようになりました。就職後も言語にとらわれず、さまざまな患者さんに医療を提供できるようになります。」とのことばで締め括られていました。

最後にご講話を頂戴した、本学の公認会計士でありライオンズクラブ名誉顧問の岡井 眞様からは「中学生の時、すべて英語で行われる授業を宣教師の方からやさしく、ゆっくり教えていただきました。ただ、そんな経験がありながら、身につまされたことがあります。
公認会計士として海外支部のある会計事務所の東京支部で働くことになった折、多くの国際交流の機会を得ましたが、もっと英語を学んでおけばよかったと後悔しました。
皆さんは現在、福祉や看護の資格取得を目指していらっしゃると思いますが、いつか働いていると外国の方と接するチャンスがやってくるかもしれません。そのことを覚えておいてください。今日は本当に素晴らしい講話をありがとうございました。」とのお言葉を頂戴しました。

専門科目を学びながら、今回海外研修に参加し、そして報告を通して研修を振り返り、新たな気づきがたくさんあったことと思います。今後、報告会を聞いた多くの学生が国際交流に関心を持ち、自分たちの可能性を広げていっていただければと思います。