令和6年度 「親子のことばの教室」開催の報告

弘前医療福祉大学の在宅ケア研究所が主催する「親子のことばの教室&おしゃべりfika(フィーカ)」が、令和7年1月18日(土)本学で開催されました。
この企画は、本学の多職種養成機関という利点を活かし、子どもさんの「ことば」の事で困っている親子が気軽に相談できる場、支援につながる・つなげる場を作ることを目的として、今年度初めて開催したものです。

今回は、親子4組(保護者8名、子ども5名)と看護学科と言語聴覚学専攻のボランティア学生4名、大学の教員2名が参加しました。
内容は「ことばの発達」についてのミニ講演と「ことば」に関する相談、そしてご両親の思いを話す場づくりでした。
fika(フィーカ)とは、スウェーデンの人々がこよなく愛する休憩文化であり、コーヒーとお菓子を用意してリラックスする時間、スウェーデン式の「ブレイクタイム」のことで癒しの生活習慣です。
束の間ですが、フィーカの時間でゆったりと思いを言葉にする時間、思いを共有する時間を持ちました。

今回は、乳児・幼児が多く、学生も慣れない中、良きお兄さん、お姉さんとして、たくさん遊び賑やかな時間となりました。
保護者の方からは「自分の子どもが、自分達(親)以外の人達と触れ合えるなんて」と感想をいただきました。いつもとは違う子どもさんの様子を感じたようです。参加していただいたご家族と学生さんに感謝申し上げます。 

ミニ講演「ことばの魔法」
おしゃべりしながらのティータイム“fika”